ホメオスタシスの維持が健康を維持することになる。と言うお話を前回しましたよね!!
そのホメオスタシスをコントロールしているのが、脳の視床下部という部分で、
視床下部は①神経系の中枢であり、②内分泌系(ホルモン)のバランスをとり、
③免疫系の働きにより、身体を外的から守るという3つの役割をしてくれてます。
この3つは互いに深く影響をし合い、どれか1つ不調になると、ほかの2つにも
影響を与えてしまいます。
①神経系の中で代表的なのが自律神経です!!
自律神経は交感神経と副交感神経の2つからなり、一方が強い時は、もう一方は
弱められると言うように、バランスをとっています。
そして、この
自律神経は最もホメオスタシスの維持に重要なんです
では、自律神経は私たちの身体の中でどんな事を調節しているのでしょう?
身体の中で自分の意志では調節できないのは何ですか?
体温、内臓、消化器系、循環器系(血圧・心拍・血管)などです。
例えば、体温を上げたり下げたりは自分の意志では出来ないですよね!!
心臓がドキドキ! これも勝手にドキドキしてしまうんですよね!!
心拍(心臓のドキドキ)で言えば、100m走で走るときは交感神経が優位になり、心拍は早く、筋肉は収縮する状態なんですが、走り終わるとドキドキもだんだんおさまってきますよね!!
心拍を元に戻そうと今度は副交感神経が優位になり、ドキドキを抑えるよう働きます。
「おかまをほられて、ムチ打ち」なんて聞きますよね?
後ろから車がぶつかる事を知らなければ無防備状態、筋肉は緩んでいるので骨を支えることが出来なく衝撃で骨がずれてしまう。
もし、ぶつかると気がつけば、瞬間に交感神経が優位になり筋肉を収縮し骨をおさえるようしてくれるので軽く済むんですよね
交感神経ばかりが優位でいると戦いモードが続き身体は疲れ倒れてしまいます。
そんな時に元の状態にするよう副交感神経が優位になり、疲れた身体を修復してくれます。
その逆に副交感神経ばかりが優位だとやる気が出ないでダラダ状態に…。
ストレスも同じです。
ストレスを受けると交感神経が優位になり、これを軽減する為に副交感神経が働く!!
これは肉体的な疲れ、精神的な疲れの両方に言えるんです
ホメオスタシスの維持にはこの自律神経がきちんと整っていることが大切になるんです